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【緊急対応各園はどうしてる?】台風などの非常災害時における保育所等の対応について

台風14号の接近により三連休も保育所等の経営者・園長・職員の皆様は、保護者対応や状況の把握、都度変わる台風の進路に気を張ってご対応されていたことと存じます。
以前にコラムにて【災害時の賃金支払いについて】ご案内しましたが、改めて災害時の対応をご説明します。
 

◆POINT

あらかじめ、入園のしおり等で休園の基準を示します。
(「朝〇時の段階で大雨・暴風雨・大雪等の「警報」が継続中の場合は休園」等)
この場合は休園となり、災害等やむを得ない場合ですので運営費の返還や減額はありません。
休園の基準については運営形態・地理的条件によっても変わるため、園ごとに定めて良いこととなっています。
(近くに川がある場合、「○○川氾濫」などと具体的に記載することも可能です)
 

↓↓弊所グループ会社運営園フェアリーランド保育園の例です↓↓

尚、認可は市区町村(管轄自治体)より保護者に直接通知されます。

↓↓横浜市の例です↓↓

【施設宛】非常災害時(風水害)における保育所等の対応について

保護者宛通知文(施設所在が浸水想定区域内)

保護者宛通知文(施設所在が浸水想定区域外)

 

今回は、台風が連休中の接近だったということもあり、お休みの中、経営者・園長と協議していらっしゃった園も多いのではないでしょうか。

また、その議論の中で、「災害時の対応については、入園の時にも保護者に通知しているし、当日に状況が変わることもあるから事前のアナウンスは不要ではないか・・・?」という意見も挙がったかも知れません。

入園時に案内しているので、《事前連絡が必須である》というわけではありませんが、働く保護者にとっては、休園の可能性があることをリマインドすることで会社との調整も付けやすくなり、当日の混乱を避けることもできますので、可能であれば休園の可能性について事前に伝えておくことをおすすめします。

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