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課題チェック⑤「保育園の休憩時間」

1日の労働時間が6時間超~8時間以内で45分、8時間超~は60分の自由に利用できる休憩時間を実際にとれている。

■詳しい解説


皆様が使用されている、ほとんどの勤怠打刻システムでは休憩時間を予め設定できるものが多いです。

そうしますと、たとえば7:00~16:00のシフトにおいて、忙しくて全く休憩が取れなかった場合にも休憩を1時間として8時間労働とカウントされます。

「保育園なのだから園児とお昼ご飯を食べている時間は休憩だよね。」「午睡中は見守りながらもゆっくりした時間を過ごせるから休憩だよね。」「幼稚園のバス送迎後の打ち合わせタイムは園児もいないし休憩だよね。」

といったお話を時々伺うことがありますが、これは全て誤りです。とても難しいことですが、休憩回しの人員確保等が必要となります。

なお労働時間が6時間超え~8時間以下ですと、法律上は少なくとも45分の休憩が必要です。ただし、分割取得もできますので、30分と15分といったように2回に分けてもよいので、必ず休憩をとれるようにしてください。

まとめ


チェック④にも記載しましたが、この休憩が取れていないことをもっての残業代請求というケースもあります。園全体で休憩が取れていなかった場合には額も大きくなりますので、ご注意ください。


 

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