会員相談ひろばQ&A

【面談フィードバック研修のアンケートより】面談はどのような言葉から始めれば良いですか。 また、相手を知る事をよりしなければならないが人数が多いのが難です。

セミナーへのご参加、並びにご質問ありがとうございます。

面談は、相手が安心して本音を話せるよう、様々な準備が必要です。

先ずは、安心安全な環境が整っていること。例えば、誰かに話を聞かれる、中断しなければいけない(緊急時を除く)といった状況ではなく、話しやすい場所や時間を設定することが大切です。

また、自分自身がソワソワ、ピリピリした緊張感のある状態ではなく、何でも話して良いですよ」という気持ちが伝わる姿勢(笑顔や声のトーン、傾聴など)でいること

こういったことが安心感につながって、相手も本音を話しやすくなります。

 

また、話しやすい雰囲気作りのためにアイスブレイクから始めるのも良いと思います。

実際に言葉を発することで「自分のことを話して良い場なのだ」と相手が認識することもできますし、アイスブレイクの何気ない会話で、思わぬ本音が聞けることもあります。

 

面談の最初に「最近どう?」と問いかける方が多いかもしれませんが、研修でもお伝えした通り、これは相手はどう答えて良いか分からず、無難な返事をしてしまいがちな質問です。

そのため、アイスブレイク、職員の現状確認、どちらの目的としても機能しにくいです。

 

もしアイスブレイクで和ませたいのであれば、相手が興味関心があること、答えやすいこと、を質問するようにしましょう。話題は季節、趣味、ニュースなど何でも構いません。

 

もし職員の現状確認をしたいのであれば、「前回の面談で話したテーマは、その後どんな変化があった?」「今意識して取り組んでいることは?」など、より具体的で面談の目的に沿った質問に変えましょう

 

面談の時間が十分に取れない場合は、

アイスブレイクの代わりに、冒頭でお伝えした面談の準備により注意を払う必要がありますし、可能であれば事前に話しやすい関係性を作っておくことも効果的です。

また、面談のテーマや面談で聞きたいことを事前に伝えておくことで、共通認識を図ることができ、より質の高い面談につなげることができます。

 

  • 「面談フィードバック」研修の動画は保育イノベーションでご覧いただけます(有料会員限定)

  →動画をチェック(https://hoiku-innovation.com/contents/video/20231102-2/)

 

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