【企業主導型保育】朝の開けの時間に保育補助者1名と保育士1名の2名で対応していますが、それって駄目ですか?
A:質問の回答
最近、このご質問をよく伺います。
前提として、たとえば7:30登園の園児が1人だったとしても、最低2人の「保育従事者」が必要です。
企業主導型保育の場合、「保育従事者」とはその月に電子申請で登録をしている、「保育士/子育て支援員(取得予定者も含む)/みなし保育士」のいずれかです。
一方、「保育補助雇い上げ強化加算」に登録している保育補助者は「保育従事者」ではありませんので、保育補助者1名と保育士(=保育従事者)1名の2名で7:30登園園児に対応するのでは、その時間の必要保育従事者数を満たしません。
よって、ご質問の「補助者」が保育補助者雇上強化加算の対象者である場合はNGとなります。これは、「連携推進員1名と保育士1名ではNG」であることと同様です。
なお、「保育補助雇い上げ強化加算」に登録している保育補助者は保育士有資格者はなることができませんので、ご注意ください。
「企業主導型保育」においては、認可園と異なり、保育士資格のない子育て支援員が活用できる一方で、子育て支援員研修を受ける者が「保育従事者」と「保育補助(雇い上げ強化加算対象者)」と2種類となりますので、現場では一緒のように感じますが、上記のようなカウントが全く異なります。